今回、ご紹介のサーフボード リペアのオファーは、こちら。
EPS チャンネルアイランド です。
EPS樹脂は、通常のポリエステル樹脂成型と違い固く、配合、加工の難易度が格段に難しい素材ですが、美しく仕上がりました!
お客様が気付かれた破損個所は一か所なのですが、良く確認して見ると破損は全体に散っておりました…。
ノーズには穴が空いている…。
カーボンシートの有る固い箇所と、無い柔らかい所に生じる硬度の軋轢による割れ…。
固すぎるEPSにある事例です。
素材が熱に弱いのもEPS素材の弱点。
傷の下は全体的に剥離気味でフカフカしておりますので、加工は必然的に大掛かりになってしまいます。
これが患部を切り出した際のEPS 母材です。
ご覧の通りEPS素材は皆さんご存じの発泡スチロール。
空気保有率が高く、素材同士の結託力が弱いのでボロボロと崩れていってしまいます。
母材の土台を作ったら、少しづつ形を整えていきます。
はい、完成です!
地道な作業の積み重ねが美しい仕上がりを実現させます!
YES!HAPPY SURF!
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